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// L07 バルマムッサの町・後半(LAW)

ロンウェー公爵は最初から住民が決起するなどとは考えておらず、その真の狙いは「ガルガスタン軍を装って住人を皆殺しにし、『バルマムッサ以外の』ウォルスタ人を決起させると共にガルガスタンを内部崩壊させる」という物であった。作戦内容をレオナールから伝えられたデニムは動揺しつつもそれを受け入れる。そして虐殺が始まった。

一方、これまで最も活動家らしい発言を繰り返していたヴァイスは、なぜかこの命令を受け入れず、態度を変えて逃走。作戦を伝えられていなかったラヴィニスも離反し、実力で虐殺を阻止しようとする。彼女はこの場で死ぬつもりのようだ。カチュアもそれなりに動揺しているようだが、この人は結局弟さえいれば後はどうでもいいらしい。

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位置関係が前半と逆になり、敵が撃ち下ろしてくるうえ、ユニット自体も強力な物が出てくるので不利…ではあるが、クァドリガ砦に比べれば大した事はない。

問題は暴れるラヴィニスをどうやって最後まで生かしたままにするかだが、これはおそらく崖下に隔離して二度と登らなせないようにするしかない。わざとゆっくり前進して崖下におびき寄せ、Mezを入れて寝ている間に全員で坂を上がり、ナイトで壁を作って二度と上がれないようにすると無難。起きた後は最後まで崖下で暴れているが、ルインハーツ(槍の必殺技)以外に重い攻撃はないので、放っておいてもさほど危険はない。



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// L06 ボルドゥー湖畔~ゾード湿原~バルマムッサの町・前半

ロンウェー公爵はガルガスタンの作ったウォルスタ人自治区(という名の強制収容所)であるバルマムッサを開放し、それを戦力とする、という作戦を立てる。若い騎士であるデニムらを派遣することで住民の戦意を高揚させ、武装蜂起させて占領する、という算段である。

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ただでさえ敵が弱い上に撃ち下ろしポジションなので楽勝。ここが簡単なのはおそらく後半との差異を強調するため。

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// L05 ゴルボルザ平原~古都ライム~フィダック城

ガルガスタン軍との本格的な戦闘に向け、バクラム及びロスローリアンと不戦条約を結ぶという、やたらと危険な任務に行かされる。階段では話がゴリアテ襲撃に及び、若干雲行きが怪しくなったものの、なぜかランスロット・タルタロスが頭を下げて話は終わる。レオナールはタルタロスが頭を下げる理由が全く分からないため、かえって恐怖を感じて動揺していた。

フィダック城への道中、古都ライムで、テロ組織バクラム解放戦線のメンバーであるシスティーナという女を行きがかり上助ける。その後少し会話となるが、彼女が綺麗事ばかり言いまくるため、非常に悪い雰囲気のまま別れる。彼女が言うには、バクラム解放戦線が無差別テロ組織のように報じられているのはバクラム本国による工作だというが、真偽は不明である。

システィーナ…バクラム解放戦線のメンバーであるらしいが、詳細は不明。やたらと綺麗事を言う。
暗黒騎士ランスロット…ロスローリアンの団長。ただしそれは戦闘面での話であり、政治面はバールゼフォンに一任している。
暗黒騎士バールゼフォン…ロスローリアンの副団長。広い人脈を持つ。政治面を取り仕切っている。

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システィーナが自殺するのはおそらくわざと残したと思われる。昔と同じく左前列に必要なユニットを集中させて一気に前進すればOK。ほぼこのネタのみでクリアはできる。今回はナイトとヴァルキリーがヒールを使えるため、オリジナルバージョンより楽かもしれない。ダメ押しでカノープスも飛ばせば大安定。例によって魔道書戦術も有効だが、さすがにそこまでするほど難しくはない。

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// L04 クァドリガ砦 - 屍術士ニバス

元アルモリカ城主ニバスを発見、討伐を試みるが、10人がかりで攻撃したにも関わらず軽くあしらわれた上に逃げられる。

屍術師ニバス…いわゆるマッドサイエンティスト。一応ガルガスタン軍に籍を置いていたが、それも単に「死体の調達に都合が良かったから」であり、紛争自体には全く興味を持っていない。その点でカチュアと似ていなくもない。この戦闘を最後にガルガスタン軍から離脱し行方不明となる。

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正攻法でやる場合、おそらくこのステージが1章で最も難しい。稼ぎ無しでストレートに来ると敵味方の戦力差がもの凄い事になっており、その上敵はアンデッドなので殺してもすぐ復活する。そのような事情に加えて地形が最悪なので、近接クラスは最後まで役に立たないと考えて良い。頼りになるのはカノープスの弓を除けば魔法のみ。3Casterぐらいが安定。近接クラスもナイト/ヴァルキリーでヒールするかアイテム係として運用すれば無駄にはならない。

全体の流れは、カノープスが狙撃位置確保→骨をエクソシズムで減らす→再召喚されて行く→ゴーストばかりになるまで待つ→砦を上がる→ニバスのモードが変わる→ゴーストも減らす→プラックダウン+魔法でフォーカスして即死。カノープスは例によってショートボウを持たせて北東エリアに飛ばし、高所からゴーストを撃墜させる。ニバスにフォーカスする際にプラックダウンが欲しいのでなるべくTP100を維持する。エクソシズムは自然回復を待つと全く回らないのでアイテム係がプレザンスをドラッグ漬けにして回す。残りの連中は普通に戦う。クレリックはプレザンスだけで良い。

正攻法でやらない場合「魔道書エクソシズムを大量に買い込んで片っ端から消していく」という戦術が取れる。これを採用するとほとんど寝ててもクリアできるというぐらい難易度が下がる。ただし金は必要。

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// L03 タインマウスの丘~クリザローの町

ニバス追撃に失敗して死にかかっていたレオナールとプレザンスを救出する。ニバスはこの先のクァドリガ砦にいるようだが、追撃を止めて戻る事もできる。

騎士レオナール…ロンウェーの部下の1人。あまり特徴のない常識人。
プレザンス…ロンウェーの部下の1人。あまり特徴のない常識人。設定的には復讐の鬼でもいいはずだが…

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特に詰まる部分はない。

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// L02 アルモリカ城城門
// L02 アルモリカ城城内

ランスロット・ハミルトン率いる元ゼノビア騎士団5名の圧倒的な戦闘力により、アルモリカ城はあっさりと陥落し、ロンウェー公爵も五体満足で救出された。占領軍の司令官であったはずの屍術士ニバスは何らかの理由で不在だった。ランスロットらはそのままロンウェー公爵に傭兵として雇われる。またデニムら3名はウォルスタ人の士気高揚のため客寄せパンダとして別に大して強くもないのに騎士に任命される。ラヴィニスが初登場するが大した出番はない。

初仕事として、ニバスを追っている騎士レオナールに加勢するためクリザローの町へ向かう事になる。

ロンウェー公爵…どういった理由で現在の地位にいるか謎であるが、当面のウォルスタ人指導者。
騎士ラヴィニス…ロンウェーの部下の1人。女性騎士だが、初登場時からお局みたいな態度であり、非常に感じが悪い。カチュアに言わせると「上から目線の嫌な女」。



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内容的には、引き続きチュートリアル。

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// L01 港町ゴリアテ - 聖騎士ランスロット

ヴァイスがもたらした「暗黒騎士ランスロット・タルタロスが現れる」という情報を元に、デニム、カチュア、ヴァイスは待ち伏せを行う。彼らはこの島の民族紛争において現在窮地に立たされているウォルスタ人であり、また港町ゴリアテは、現在バクラム軍に派遣されているローディス教国騎士団ロスローリアンによって襲撃された町である。彼らの親族は皆その際に死ぬか連れ去られるかしており、ランスロット・タルタロスは全員にとって仇と言える。ロスローリアンが当時何を目的にゴリアテを攻撃したかはこの時点では謎である。

待ち伏せは成功するが、現れたのはランスロット・タルタロスではなく、ランスロット・ハミルトンという別人であった。ハミルトンらは「本国ゼノビアから追放され雇い主を探している」といういかにもウソ臭い理由を口にするが、それをこの時点で確かめる術はない。デニムらは彼らに「ウォルスタの指導者ロンウェー公爵を救出するためアルモリカ城を攻める」という依頼を行う事になる。

デニム…あまり意志が感じられない。ロスローリアンには恨みを抱いているようだが、プレイヤが選択に介入していない事もあり、この時点ではよく分からないキャラ。
カチュア…この切羽詰まった状況において、民族紛争そのものにはまるで興味がなく、ただ弟と平和に暮らす事しか考えていない一種の狂人。重度のブラコン。
ヴァイス…この3人の中で最もやる気に満ちている。バクラム、ガルガスタン、ロスローリアンの全てに強い恨みを抱いており、ウォルスタ人が独立するためなら何でもしそう(それだけにLAWルートでの変貌はかなり不自然だが…)。
ランスロット・ハミルトン以下5名…ゼノビアから追放され現在は無職だと語る。だがその話はあまりにもウソくさい。

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内容的にはチュートリアル。

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// オリジナル版との差異

// システム

「Chariot」という超高性能なステートセーブ/ロード機能のような物がある
トレーニングモードがない
クラスレベルがキャラクタ単位ではなくクラス単位で保持される(ゲーム中では「ユニオン単位」という記述)。キャラクタ単位で保持されるのはスキルとステータスとスペル含む技のみ。またスキルについては条件を満たせば他キャラへ引き継げる

// UI

移動してもまだそれ以外の行動を取っていなければキャンセルして戻せる
ユニットの行動順が視覚的に分かる
ユニットにカーソルを合わせただけで移動範囲が表示される
瀕死になるとユニットが赤く点滅する(説得の目安としても使える)
従来視点のほか、真上からの視点に切り替え可能
カメラを引いて縮小表示可能
敵が連続して行動している間でもコマンド介入を使うとメニューが開ける
編成画面でのユニット順を自由に並べ替え可能、番号も振り直し可能

// ルール/バランス

基本的にオリジナルよりぬるい。ただしシスティーナ等のNPCはオリジナル同様激しく自殺する
全体的に移動力が下げられている
全体的に死にづらい(攻撃力ダウン、HP増加)
クラスごとに装備できる装備品に制限がある
ユニット自体が持っていたエレメンタル属性が消滅
上下関係だったクラス間の関係が対等になっている(例:ソルジャー<ナイトではない)
「転職証を用意する」以外にクラスチェンジの条件がない
クラスの性別縛りがない。性別縛りのせいでグラフィックが存在しなかったクラスは新たに追加されている
HP0になっても戦闘不能になるだけで即死しない。戦闘不能になってから3ターン経過するとマップから排除される
2回まではマップから排除されてもユニットは消えない。通算で3回排除されるとやっと死亡となるが、それでもスキルは他キャラに引き継げる
物理攻撃に切断、打撃、突刺の3属性がある
ステータスの重要度が低い。AGIを上げまくってWT無双等が不可能
カードを拾ってもステータス上昇量が1.0以下
MPの他にTPというコストプールが追加、いわゆるパワーゲージのような動きをする。武器ごとの必殺技やドラゴンのブレス等の特殊な技を使う際に50~100程度消費する
いわゆるZoCに相当するスキルがある(ランパートフォース)
自動反撃がスキル化。さらにランクを上げないと全く威力がない

弓は別に弱くなっていない。貫通耐性の敵には無力ではあるが、全体的に移動力が下がったので一方的に撃てる状況も増えている
説得がスキル化し、さらに種族別に別のスキルになっているので、説得しづらい
アンデッドの説得スキルはネクロマンサーしか持っていないため、旧作における典型的な戦術の一つである「アンデッドでゴリ押し」戦術が取れない(少なくとも序盤は)
クレリック以外にナイトとヴァルキリーもヒールが使える。上位のヒールスキルが出るまではクレリックを運用するより(移動力の関係で)強い
テラーナイトの常時テラー効果は削除。「テラーを入れる技」が個別に存在し、TPを消費して入れる
「スタンスローター」が「パラライズ」に変更
ゴーストの移動がテレポートでなくなっている

「合成」システム追加


// Time Stamp
  2010-11-22 21:50:52 (Last Modify)
  2010-11-21 14:44:01 (First Edition)

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