# バルサムッサの住人を殺し、ロンウェーを殺し、レオナールも殺し、彼らの死を物語の一部として利用し、それでもまだ戦いは終わらない。カチュアは手を汚して覇道を歩もうとするデニムを止めようとするが、多数の犠牲によって縛られた彼の意思は固く、もはや容易に止められる物ではなかった。カチュアは「デニムが自分よりも革命を選んだ」と感じ、彼の元から去る。 ゴリアテに帰ったカチュアの前に暗黒騎士ランスロットが現れる。バクラム援護の名目でローディス教国から派遣されたロスローリアンの真の目的は、かつてヴァレリア島を統一したドルガルア王の遺産の回収であり、そのための鍵として彼らはドルガルア王の子孫を必要としていた。ドルガルアの息子は既に死亡していたが、ドルガルアには后の召使との間にできた隠し子がおり、ロスローリアンがは当初よりそれを捜索していた。以前ゴリアテを襲撃してプランシー神父を誘拐したのも、「隠し子をプランシーが引き取った」という情報を入手しており、プランシー本人に隠し子の行方を吐かせるのが目的であった。まあ、その時はなぜかカチュアがその隠し子本人である事には気付かなかったようなのだが…彼らは今頃になってそれに気付き、再びゴリアテまでやって来たわけである。デニムに捨てられたと感じていたカチュアは、「手に入らないならいっそ殺してしまった方がマシ」という理念のもと、以降ロスローリアンと行動を共にするようになる。 新たな指導者となったデニムは、リーダーとして破格の才能を見せた。特に優れていたのは、基本的な方針として反貴族と民族融和を掲げた事である。これによってウォルスタ人の作った1組織に過ぎなかったウォルスタ解放戦線は、ヴァレリア全体を革命する革命軍に変わり、ウォルスタ人だけでなく一部のガルガスタン人、さらには一部のバクラム人の支持をも得る事に成功した。その方針の共通性からヴァイスとも和解、ネオ・ウォルスタ解放戦線も戦力として取り込んだ。これによりバルマムッサの虐殺の真相は永遠に闇に葬られる事になった。また、こうした変化に伴ってウォルスタ解放戦線という組織の名前は消滅し、その1部隊に過ぎなかった「神竜騎士団」が以後の組織全体の名称として定着していく事になる。 - // L11 マドゥラ氷原~ブリガンテス城 - 騎士ティダーロ とはいえ、それでもまだガルガスタンとの戦力差は倍近くあり、彼らを正面から破るほどの力はない。このままでは先制攻撃を受けて敗北するのを待つだけであった。事態を打開すべく、神竜騎士団はかつての公爵とは逆に、正面からの部隊を囮に使い、本隊は極寒のブリガニア氷原からコリタニ城の背面を突く、という作戦を立てる。ヴァイスは正面の囮となり、デニムは背面の本隊となった。 本来この背面からの攻撃は、ブリガンテス城を攻撃した時点でガルガスタン側に露見するはずであったが、ブリガンテス城城主であるヘクター・ティダーロ、および父であるブライアム・ティダーロが神竜騎士団の思想に賛同しており、ガルガスタンの民を恐怖で支配する現在の支配者バルバトスに叛意を持っていたため、襲撃の報は握り潰され、コリタニに送られる事はなかった。ただ、彼らは自分たちが代々ガルガスタンに忠誠を誓ってきた名家であるという事に(つまり祖先に対して)負い目を持っていたため、表立って裏切りを行う事はできず、あくまでも名誉ある忠臣として敗れ、死んでいった。 # これといって難しい場面はない。かなり寒いはずだがゲーム上は特に変化なし。 - // L12 バハンナ高原~レイゼン街道~コリタニ城 - バルバトス枢機卿 結果としてガルガスタン軍は、背面から神竜騎士団の本隊が接近している事に、コリタニ城が襲撃されるまで全く気付く事ができなかった。これが戦術上致命的なミスとなり、ガルガスタン側はスウォンジーの森に大量の戦力を残したまま首都を占拠され、指導者であるバルバトスも失った。これにより多くのガルガスタン兵は戦意を失って投降した。戦闘は終わった。 # 特に問題なし。 - // L13 ボルドゥー湖畔~タインマウスの丘~アルモリカ城 - ザエボス将軍 一部の敗残兵が将軍ザエボスに率いられて空城となっていたアルモリカ城を占拠して抵抗を続けたが、大勢に影響はなく、彼らも程なくして全員死んだ。これによりヴァレリア島の南半分は神竜騎士団により統一される事となった。 # 特に問題なし。 - // L14 ウェオブリ山~古都ライム~フィダック城 南部を統一した神竜騎士団は、北部進軍のための足がかりとするため、バクラム領最南端であると同時にロスローリアンの居城でもあるフィダック城を攻撃、殿となった暗黒騎士バールゼフォンとオズを破って占拠に成功する。オズはこの戦闘で死亡、ヴァレリア島に派遣されたロスローリアンの中では初の死者となった。 戦闘の直前、デニムはロスローリアンと行動を共にするカチュアの姿を見て驚愕する。彼女は会話を拒否し、デニムを一方的に斬り付け、理由を告げずに去っていく。 # 途中に有名なハボリム救出マップがあるが、主にアイテムスリングのせいでかなり難度が下がっており、かつてのような難しさはない。勝手に動くハボリムが邪魔な場合は石化させれば大人しくなる。 暗黒騎士の必殺技は食らうと即死する上に回避もできないので、完封するなら出される前に殺すしかない。半端に攻撃すると敵のTPの溜まりが早くなってしまうので、味方のTPが溜まって殺せる算段が付くまでは、関わらないで放置するのが有効。Mezや石化は一切入らないが、一応スロウだけは入る(これは暗黒騎士に限らず全てのボスユニットに関して言える)。 // Time Stamp 2011-03-23 23:09:21 (Last Modify) 2010-12-27 16:52:10 (First Edition) // Bookmarks | ||||||||||||||||||
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